大谷翔平は2戦連続ベンチ 左腕相手に今後スタメンは…監督「慣れてきたら」
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2試合連続で相手先発が左腕「打撃に慣れてきたら、左投手相手にも…」
エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日11時10分開始)の本拠地マリナーズ戦で2試合連続でスタメンから外れた。相手の先発は左腕ジェームズ・パクストン。今季左腕に対して苦しんでいる大谷だが、マイク・ソーシア監督は試合前に「メジャーリーグに慣れて打撃にも慣れてきたら、左投手相手にもラインナップに入る可能性も出てくる」と話した。
大谷は今季、打者として42試合出場で打率.279、7本塁打、22打点をマークしている。しかし、右腕相手には打率.327、7本塁打、20打点であるのに対して、左腕相手には打率.143、0本塁打、2打点。本人に苦手意識はないが、成績には大きな差が出ている。
試合前、大谷が今後、左腕相手にスタメンに名を連ねる可能性があるかを聞かれたソーシア監督は「ショウヘイにはその可能性(ラインナップに入る)があるが、今日はマルテを起用したかった。将来的に彼がこのメジャーリーグに慣れて打撃にも慣れてきたら、左投手相手にもラインナップに入る可能性も出てくる」と説明。やはり、現時点では右打者を起用したほうがいいと考えているようだ。
また、大谷が将来的に守備につく可能性があるかを報道陣から問われると、「何処のポジションを彼に守らせるべきだと考えているのか?」と逆質問。「右翼」との返答に「コール(カルフーン)ではダメなのかな?」と返し、笑いが起こる場面もあった。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)
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