西武、今年の期間限定ユニは青 「獅子風流(ししぶる)」に込められた思い
ライオンズブルーは強い西武の象徴
そう話す井上さんは、昨年の炎獅子ユニフォームでチームが好調だったこともあり、獅子風流ユニフォームの制作にあたりプレッシャーを感じていたという。しかし、ファンに受け入れられる自信はあると力を込める。
「ライオンズのファンは『強いから見に行くぞ』という方がたくさんいらっしゃると思います。そんな中、昔のライオンズブルーがファンの中では心の拠り所になっていることもよく理解しているつもりです。なので、40周年に当たってはいろんなところでライオンズブルーを使っています。今の色と過去の色を紡いできた40年があるので、今回の『獅子ブルー』も一定の評価を得られると信じています」
チームは前半戦をパ・リーグ首位で折り返し、10年ぶりの優勝を目指す。井上さんは「獅子風流ユニフォームを着て、チームに応援での後押しを」とファンに呼びかける。
「このユニフォームを着ていただければ、スタジアムがブルーに染まり、一体感がすごく出ると思います。ファンの皆さんの応援の力が、選手に届くのではないかなという色使いになっています。ホームアドバンテージで、チームを後押ししていただければと思います」
昨年は炎獅子ユニフォームで59年ぶりの13連勝を記録した。今年の夏は獅子風流ユニフォームで再び快進撃を見せることができるか。
(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)