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通算96三塁打イチローの「意外」な記録 MLB公式がランニング本塁打を分析

米MLBの公式動画サイト「CUT4」が、「インサイドザパークホームラン」、日本で言うランニングホームランについての考察記事を掲載した。今シーズンはすでに11本のランニングホームランが生まれており、2001年以降では計224本。その傾向を分析すると、面白いことがわかったという。

マリナーズ・イチロー【写真:Getty Images】
マリナーズ・イチロー【写真:Getty Images】

米メディアが分析、イチローもオールスター以外ではゼロ

 米MLBの公式動画サイト「CUT4」が、「インサイドザパークホームラン」、日本で言うランニングホームランについての考察記事を掲載した。今シーズンはすでに11本のランニングホームランが生まれており、2001年以降では計224本。その傾向を分析すると、面白いことがわかったという。

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 打者有利な球場というと、標高1600メートルの高地にあるロッキーズの本拠地、コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドが有名だが、最近出た今シーズン11本目となるブランドン・ニモ(メッツ)のランニングホームラン(6月18日)が、2001年以降で通算10本目。しかし、本数でいうと5番目で、フェンウェイ・パーク(ボストン)、チェイス・フィールド(フェニックス)、ミラーパーク(ミルウォーキー)、カウフマンスタジアム(カンザスシティ)の方がランニングホームランは多いという。

 フェンウェイ、チェイス、ミラーパークは左右非対称で、外野深くに打球が飛ぶと、クッションボールが予測しづらい形状。カウフマンスタジアムは広い外野、長い芝で打球が減速しやすい特徴があり、ランニングホームランが多いのもうなずける。

 逆に、2006年以来ランニングホームランが出ていないのが、セーフコ・フィールド(シアトル)とオークランド・コロシアム(オークランド)。セーフコは左中間が深く右打者泣かせで、シアトルの湿った気候でボールが飛びづらく、打球が失速する投手有利の球場。オークランド・コロシアムも左右対称でホームランが出にくい投手有利の球場として有名で、ランニングホームランは10年以上出ていないという。

 ここまではパークファクター(球場ごとの特性評価の指数)に沿った結果とも言えるが、同記事では、それぞれの球場で最後にランニング本塁打を放った打者を紹介。これによると、セーフコ・フィールドで最後にランニングホームランを打ったのが、2006年7月23日のエイドリアン・ベルトレ(当時マリナーズ)、オークランド・コロシアムでは同年9月4日のネルソン・クルーズ(当時レンジャーズ)と、お世辞にも足が速いとは言えない打者である。このほかにも、ペドロ・アルバレス、カルロス・サンタナ、プリンス・フィルダーなどもランニングホームランを打っているという。

 そして、記事は最後に、もっとも意外なデータとしてイチローの名前を出して、ある記録を紹介。「球界で最も俊足な選手たちの何人かは、ランニング本塁打とは無縁なキャリアを送っている。イチローに関する信じられないようなヒストリーは既に十分目にしてきたわけではあるが、ここにもう一つだけあった」とし「この選手は通算509盗塁、三塁打96本を放っているが、ランニング本塁打をメジャーのキャリアで打ったことがない(オールスターゲームでの一打を除き)」とし、イチローが公式戦一度もランニング本塁打を放ったっことがないというデータで記事を締めくくっている。

(Full-Count編集部)

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