ホークス、連勝で西武に4.5差 石川が8勝目 西武は後半戦連敗スタート

6回、16号ソロを放ったホークス・松田【画像:(C)PLM】
6回、16号ソロを放ったホークス・松田【画像:(C)PLM】

松田が“お得意様”十亀から今季4発目となる16号ソロ

■ソフトバンク 6-1 西武(17日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクが、首位西武に連勝した。17日、ヤフオクドームで行われた西武戦。1試合8本塁打、21安打16得点で圧勝した勢いそのままに、初回に3点を先制すると、先発の石川が7回まで西武打線を4安打1失点に封じる好投を見せてリードを守り抜いた。リーグ戦再開のカードで勝ち越しに成功し、西武との差は4.5ゲーム差に縮まった。

 前夜の流れは、まだ残っていた。初回、先頭の上林が中前への当たりを二塁打とすると、2死一、三塁で内川が左中間を破る適時二塁打を放って先制。さらに前夜プロ初本塁打を放った牧原が右翼線への2点適時二塁打を打ち、いきなり3点を奪い取った。

 先発の石川は3回に1点を失ったものの、強力な西武打線を力でねじ伏せた。6回には相手のクリーンアップを3者連続空振り三振に仕留める圧巻の投球。7回4安打11三振で1失点に封じ、8勝目をマークした。右腕の力投に応えるように、6回には松田がお得意の十亀から今季4本目の本塁打となる16号ソロを放つなど2点を加え、ソフトバンクが快勝した。

 前夜、先発の多和田をはじめ投手陣が大炎上した西武は、この日も先発の十亀が初回に3点を失う立ち上がり。2回以降は立ち直りつつあったが、6回に“天敵”松田にソロ本塁打を浴びるなど2点を加えられた。打線もソフトバンク先発の石川を打ち崩せずに敗戦。後半戦は痛恨の連敗スタートとなった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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