中日が最下位転落&自力V消滅、巨人はついに貯金1…セ17日の動向は?

中日・森監督【写真:荒川祐史】
中日・森監督【写真:荒川祐史】

ヤクルトはDeNAに連勝し、4位タイに浮上

 後半戦がスタートした2018年のプロ野球。今季は近年でも稀に見るような混戦となり、手に汗握る状況が続いている。セ・リーグは広島が頭1つ抜け出しているが、2位以下は団子状態に。17日は再び順位の変動が起きた。

 首位の広島は中日と敵地ナゴヤドームで対戦。4回に下水流、野間の連続適時打で3点を先制すると、先発の九里が7回途中7安打1失点の粘投で後半戦連勝スタートを切った。中日は相手を上回る11安打を放ちながらも、拙攻の連続でわずか1得点。2試合連続で1点しか奪えずに最下位に再転落。自力優勝の可能性も消滅した。

 中日に代わって順位を上げたのがヤクルト。DeNAと戦い、初回にバレンティン、畠山の連続適時打などで3点を先制すると、8回にはバレンティンがキング単独トップに立つ20号ソロを放つなど3点を追加。先発のブキャナンが7回無失点の好投で7勝目をマークし、こちらも後半戦連勝スタート。DeNAと並ぶ4位タイに浮上した。

 巨人は阪神に連勝し、これで6連勝。4回に亀井の2点適時二塁打、先発のヤングマンが自ら2点適時打を放って一挙に4点を奪うと、このリードを助っ人右腕が7回4安打2失点の好投で守った。ヤングマンは来日初先発から3戦3勝とし、巨人はついに貯金1に。阪神は連敗。3位は変わらずも、首位の広島とは9ゲーム差となった。

【16日終了時点】
1広島 44勝32敗1分
2巨人 41勝41敗1分 6.0
3阪神 35勝39敗1分 2.0
4DeNA 36勝41敗2分 0.5
5中日 37勝44敗1分 1.0
6ヤクルト 35勝42敗1分 0

【17日終了時点】
→1広島 45勝32敗1分
→2巨人 42勝41敗1分 6.0
→3阪神 35勝40敗1分 3.0
→4DeNA 36勝42敗2分 0.5
↑4ヤクルト 36勝42敗1分 0
↓6中日 37勝45敗1分 1.0

(Full-Count編集部)

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