ロッテ、楽天に3タテ食らい4連敗 井口監督「ズルズルいったら昨年と一緒」
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益田が危険球退場となった8回に一挙に4失点
■楽天 6-2 ロッテ(18日・ZOZOマリン)
ロッテは、後半戦3連敗のスタートとなった。18日、本拠地ZOZOマリンスタジアムでの楽天戦。4月30日の日本ハム戦以来となる先発マウンドとなった二木は7回途中2失点と好投したが、リリーフ陣が救援に失敗。オールスターを挟んで、今季2度目の4連敗となり、再び借金生活に突入した。
同点で迎えた8回、3番手の益田が崩れた。1死から島内を四球で歩かせると、今江に頭部への死球を与えて危険球で退場となった。急遽4番手として登板したチェンが押し出しの四球で決勝点を与えると、ペゲーロに2点適時打、5番手田中も嶋に適時打を許して一挙4失点で試合を決められた。
映像で見ると、ヘルメットが飛んだものの、今江には当たっていないようにも見えるが、井口資仁監督は「キャッチャーが当たったと言ったので、抗議に行かなかった」。これが大きな試合の潮目となった。4連敗でオリックスとの差は2ゲームに。指揮官は「このままずるずるいったら、(最下位に終わった)昨年と一緒。自分達で打破していかなきゃいけない」と必死で前を向いていた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)
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