巨人・上原が史上初の100勝100S100Hを達成! 世界でも2人目の偉業

巨人の上原浩治が史上初の100勝100S100Hを達成!
巨人の上原浩治が史上初の100勝100S100Hを達成!

同点の7回を1安打無失点で今季10ホールド目

■広島 – 巨人(20日・マツダスタジアム)

 巨人の上原浩治投手が20日、敵地での広島戦に登板し、史上初となる日米通算100勝100セーブ100ホールドの「トリプル100」を達成した。同点の7回に3番手として登板して1イニングを1安打無失点に抑え、今季10ホールド、日米通算100ホールド目をマーク。日米通算134勝、128セーブを挙げており、NPB史上で誰も成し遂げたことのない初の偉業を達成した。

 8-8の7回にマウンドに上がった43歳右腕は、先頭の會澤翼をライトフライとするが、続く西川龍馬にセンターへヒットを運ばれる。1死一塁から代打バティスタを二飛、続く田中広輔を左飛に打ち取り、見事無失点に抑えた。

 上原は2007年7月12日の阪神戦(東京D)の9回から登板し2イニングを無失点に抑えプロ初ホールドをマーク。その後、2009年からオリオールズやレンジャーズ、レッドソックスなど9年間プレーしたメジャーリーグで81ホールドを記録した。日本球界に復帰した今季はセットアッパーを任され、この日で10ホールド目となり大台に到達した。

 100勝100セーブ100ホールドは、メジャーリーグでもロイヤルズやレッドソックス、ヤンキースなどで活躍したトム・ゴードン(138勝158セーブ110ホールド)しか達成しておらず、世界で2人目の達成者となった。

(Full-Count編集部)

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