パ6選手が声優に挑戦　映画「インクレディブル・ファミリー」試写会レポート

「インクレディブル・ファミリー」とプロ野球選手には通じるものが…

　映画本編の内容はぜひ劇場で確かめていただきたい。試写会を視聴した編集部の個人的な感想で恐縮だが、『インクレディブル・ファミリー』は育児の大変さや子どもの成長をリアルに描いた作品だ。見どころは、何と言ってもヘレン（ママ/イラスティ・ガール）の空中アクション。見ていてハラハラするほど迫力満点だった。

　ハートフルな家族のやりとりに心温まったり、キャラクターのコミカルな動きにクスっときたり。大人も子供も爽やかに楽しめる作品だが、見落としがちな家庭と社会の問題についても考えさせられる。映画の「ヒーロー」を「プロ野球選手」に、映画の「一般市民」を「ファンやマスコミ」に置き換えても通じるものがあるかもしれない。

　今回試写会にお邪魔したのは、6選手の登場場面を知っている編集部員と、どの選手がどの台詞を担当したのか知らない編集部員。前者は全選手を把握できたが、後者は「1人も分からなかった」そう。それだけ違和感がなかったということだろうか。

　6選手の中で、オリックス・安達選手と、日本ハム・中田選手は比較的分かりやすいかもしれない。選手たちの声を聞きたいという方は、映画本編を楽しみながら探してみてほしい。エンドロールには選手全員の名前がしっかりと載っているので、できれば途中で席を立たず、最後まで見届けたい。

「インクレディブル・ファミリー」は8月1日より日本公開。「パ･リーグ親子ヒーロープロジェクト」は、7月21日から開催される。プロ野球が好きな方も、ディズニー/ピクサーが好きな方も、またはそうでない方も。長い夏休みのご予定に「インクレディブル・ファミリー」と「パ･リーグ親子ヒーロープロジェクト」を、ぜひ。

○映画『インクレディブル・ファミリー』とは…
アカデミー賞にも輝いた「Mr.インクレディブル」の最新作で、壮大なスケールとユーモアで描かれる一家団結アドベンチャー。ピクサー・アニメーション・スタジオが贈る長編アニメーション20作目という記念すべき作品だ。8月1日より日本公開。

＜ストーリー＞
彼らは、どこにでもいるフツーの家族……ではない。パパもママも3人の子供も、それぞれ異なるスーパーパワーを持ったヒーロー家族なのだ！
超人的なパワーをもつパパ、ボブ、伸縮自在なゴム人間のママ、ヘレン、超高速移動できる長男ダッシュと、鉄壁バリアで防御できる長女ヴァイオレット。さらに、スーパー・パワーに目覚めたばかりの赤ちゃんジャック・ジャック…その潜在能力は、まだ未知数。
家事も育児も世界の危機も、驚異のスキルと家族の絆で乗り越える、この夏最高の一家団結アドベンチャーが誕生した！

○「パ･リーグ親子ヒーロープロジェクト」
プロ野球や球場の楽しさをより多くの家族連れに体験してもらうため、人気コンテンツと共同で実施しているパ・リーグ横断型企画。今夏は1球団2日間ずつの日程で、「インクレディブル・ファミリー」と連動した球場イベントを予定している。

・開催日程
7月21日（土）、7月22日（日）ZOZOマリンスタジアム（ロッテ対オリックス）
7月28日（土）、7月29日（日）札幌ドーム（日本ハム対オリックス）
8月4日（土）、8月5日（日）福岡 ヤフオク! ドーム（ソフトバンク対オリックス）
8月11日（土・祝）、8月12日（日）楽天生命パーク宮城（楽天対西武）
8月17日（金）、8月18日（土）京セラドーム大阪（オリックス対ソフトバンク）
8月18日（土）、8月19日（日）メットライフドーム（西武対日本ハム）

（「パ・リーグ インサイト」馬塲呉葉）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）