投手・大谷翔平も「セイゲンナシ」 監督は喜び「今季中に投げられること期待」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

投手としても今季中の復帰を期待「我々はワクワクしている」

 エンゼルスのマイク・ソーシア監督は20日(日本時間21日)、右肘靭帯損傷で一時離脱していた大谷翔平投手が再検査の結果、投球練習再開を許されたことに「セイゲンナシだ」と満面の笑顔。今季中の「投手・大谷」の復活を心待ちにしていた。

「我々はとてもハッピーだ。なぜなら、セイゲンナシだからだ。彼がまた投げることができるので我々はワクワクしている。投手としての旅が再び続けられるが、試合で投げられるためには越えなければいけないステップがある。だが、すぐに戻ってこられるといい」

 大谷は19日(同20日)、ロサンゼルスでスティーブ・ユン医師の診察を受け、投球練習の再開を許可されていたばかり。すでに打者としては戦列復帰を果たしているが、「投手・大谷」解禁の報に指揮官はこの日の本拠地アストロズ戦前のダグアウトで笑みをこぼした。

 打者として試合に出ながら、投手として調整を進めることになる二刀流の復帰計画としては「もちろんテンプレートがあるが、そのギャップの間にうまく順応していくか、色々考えることがある。全てがこれからの過程。進めていきたい」とソーシア監督は説明した。

 大谷はすでにオールスターブレーク中だった19日に18メートルの距離でキャッチボールを行ったという。「よく投げていましたね」と語った指揮官は「将来を予想するのは難しい。リハビリがすべてうまくいけば、今季中に全て投げられることを期待しています」と語った。

 今季中の二刀流復活に前向きな手応えを感じていたようだった。

【動画】「投手」大谷翔平復帰へ…通訳の一平氏を相手にキャッチボールを再開!

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY