世界一ヒンチ監督が2安打の大谷翔平を絶賛「彼が打席に立つと手一杯だ」

アストロズ戦で2安打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
アストロズ戦で2安打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

難しい内角球をさばいた大谷に「彼のスイングは実に速い」

 21日(日本時間22日)本拠地アストロズ戦に「5番・DH」で先発したエンゼルスの大谷翔平投手。この日は球界トップ右腕バーランダーと左腕シップから、それぞれ右翼へ二塁打を放ち、後半戦初となるマルチ安打を記録した。チームは0-7と完封負け。勝利につながる2安打とはならなかったが、アストロズのAJ・ヒンチ監督は「彼のスイングは実に速い」と称賛を惜しまなかった。

 第2打席にバーランダーから放った二塁打も、第4打席にシップから放った二塁打も、いずれも簡単ではない内角速球をコンパクトに振り抜いた。試合後、ヒンチ監督は大谷について問われると「彼のスイングは実に速い。今日も内角のいい球を攻略していた」と評価。さらに「彼が打席に立つと、こちらは手一杯だ」と、昨季ワールドシリーズ優勝を果たした王者でも、大谷の打席は毎回全力で抑えにかかる“内幕”を明かした。

 前日は左腕カイケルが快投し、大谷を3打数3三振に仕留めたが、この日は2安打を献上。エンゼルスに大勝した世界一軍団だが、大谷には手こずらされたようだ。

(Full-Count編集部)

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