広島、驚愕の一発攻勢 6安打中5本が本塁打で6点差逆転 巨人は自力V消滅

広島、5本塁打を放ち巨人に逆転勝利
広島、5本塁打を放ち巨人に逆転勝利

バティスタがソロで反撃の狼煙をあげると、丸は2打席連発

■広島 8-6 巨人(22日・マツダスタジアム)

 広島が6点差から一発攻勢で試合をひっくり返す驚愕の逆転勝利を飾った。22日、本拠地マツダスタジアムでの巨人戦。4回までに0-6とリードされたが、そこから丸が2打席連続の2ランを放つなど5本塁打が飛び出して試合をひっくり返した。

 先発の高橋昂が3回にマギーに3ラン、4回には吉川尚に2ランを浴びるなど3点を失って6失点。序盤で苦しい展開となった広島だが、その底力は半端じゃなかった。4回にバティスタが14号ソロを放って反撃の狼煙を上げると、そこから怒涛の“花火大会”が始まった。

 5回に田中が5号2ランを放つと、丸にも19号2ラン。さらに鈴木が13号ソロと5回に一挙3本塁打で5点を奪い取って試合を振り出しに。同点で迎えた7回には丸が2打席連発となる20号2ランを放って勝ち越しに成功。驚異の本塁打攻勢で2位巨人に3連勝し、その差を今季最大の8ゲーム差に広げた。

 巨人は投手陣が崩壊。先発の今村が、打たれた3安打全てが本塁打となって5失点。5回途中でノックアウトされると、代わった野上も1失点。20日に100勝100セーブ100ホールドの“トリプル100”を記録した上原が丸に決勝の2ランを浴びた。この日打たれた6安打のうち5本が本塁打。逆転負けで自力Vが消滅した。このカード3連敗となり、今季の広島戦は8試合を残して4勝12敗となり、早くも勝ち越しがなくなった。

(Full-Count編集部)

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