元阪神の呉昇桓がロッキーズへトレード 米メディアが伝える

ロッキーズへの移籍が合意したと報じられた呉昇桓【写真:Getty Images】
ロッキーズへの移籍が合意したと報じられた呉昇桓【写真:Getty Images】

今季ブルージェイズで48試合に登板し、防御率2.68

 元阪神でブルージェイズの呉昇桓投手がトレードとなると複数の米メディアが報じている。昨季まで2年間プレーしたカージナルスから、ブルージェイズにチームを移した今季、ここまでリリーフとして48試合に投げて4勝3敗、防御率2.68の好成績を残している右腕がロッキーズにトレードとなると、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーモア」が両球団が合意したと伝えた。

 また、MLB公式サイトも「ロッキーズはブルージェイズの救援投手であるオ・スンファンとのトレードに迫っている」とする見出しでレポート。「いくつかの情報元がMLB.comのジョン・モロシに伝えたところによると、ロッキーズはブルージェイズとのトレードで右腕のオ・スンファン獲得が間近に迫っている」と記事では伝えられている。

 前田健太の在籍するドジャース、平野佳寿のいるダイヤモンドバックスと同じナショナルリーグの西地区に属し、現在ドジャースと2ゲーム差の3位につけるロッキーズ。プレーオフ進出を目指し、救援陣の強化を図りたい模様で、呉昇桓に対する交換要員としてマイナーリーグの2選手を放出する模様。MLB公式サイトは「ロッキーズのNo.24プロスペクトであるチャド・スパンバーガー、そしてショーン・ブシャードの2人のマイナーリーグの一塁手をブルージェイズにトレードする」と伝えている。

 ドジャース、ダイヤモンドバックスとナ・リーグ西地区の首位を争っているロッキーズ。まだ両球団から正式には発表されていないが、この呉昇桓獲得がプレーオフ進出への鍵となるだろうか。

(Full-Count編集部)

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