大谷翔平、“怪物級”9号2ラン プホルス&トラウトと初競演弾でエ軍連敗止める

第9号となる本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
第9号となる本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

3三振も強烈なインパクト残す一発、プホルスは歴代単独6位浮上の通算631号

 エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地ホワイトソックス戦に「2番・DH」で2試合ぶりに先発出場。5回に2桁本塁打に王手をかける9号2ランを放ち、4打数1安打2打点3三振1四球だった。エンゼルスは、プホルス、トラウト、大谷が初めて同じ試合で本塁打をマークし、11-3で快勝。連敗を「2」で止めた。

 大谷は初回1死走者なしの場面では、メジャー通算142勝の右腕シールズのチェンジアップに空振り三振。しかし、エンゼルスは続くトラウトの27号ソロで1点を先制。2回にはプホルスの17号ソロも飛び出し、2-0とした。プホルスは通算631本塁打として、ケン・グリフィー・ジュニアを抜き、歴代単独6位に浮上した。

 3回、大谷は2死走者なしで四球を選ぶ。トラウトが二塁打で続くも、アップトンが凡退して追加点はならず。すると、エンゼルスは先発スカッグスが4回に2点を失って同点とされた。

 しかし、5回にカルフーンのタイムリーで勝ち越し。なおも無死二塁の好機で大谷が驚愕の一発を放った。シールズの初球の88マイル(約142キロ)の真っ直ぐを捉えると、打球は右翼スタンド中段へ。貴重な追加点を持たらす2試合ぶりの9号2ランは、打球速度110.4マイル(約178キロ)、飛距離446フィート(約136メートル)の特大弾となった。飛距離136メートルは大谷の今季の本塁打の中で2番目の飛距離となった。

 エンゼルスはこの回、シモンズのタイムリーでさらに1点を追加。大谷は6回無死一、二塁の好機でフルカウントから右腕ボルスタッドの内角へのボールを見送るも、ストライク。微妙な判定で見逃し三振に倒れたが、続くトラウトがこの試合2本目のホームランとなる28号3ランを放った。その後、バルブエナの2点タイムリーも飛び出して9点差に。試合を決めた。

 大谷は7回2死走者なしでは左腕サンティアゴの前に見逃し三振。3三振を喫したものの、米メディアが「モンスター本塁打」などと伝えた強烈な一発でインパクトを残した。打率は.278、OPS(出塁率+長打率)は.898となった。エンゼルスは大勝で連敗を「2」で止めている。

(Full-Count編集部)

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