大谷翔平、プホルス&トラウトと初“競演弾”に「僕がついていけるように」

第9号となる本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
第9号となる本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

驚愕の特大弾で連敗ストップに貢献「いいところで出たかな」

 エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地ホワイトソックス戦に「2番・DH」で2試合ぶりに先発出場し、2桁本塁打に王手をかける9号2ランを放った。エンゼルスは、プホルス、トラウト、大谷の初“競演弾”などで11-3で快勝し、連敗を「2」でストップ。4打数1安打2打点1四球の一方で3三振を喫した大谷だが、試合後には「プホルス選手とトラウト選手についていけるように毎日毎日練習したい」と話した。

 初回1死走者なしの場面では通算142勝のベテラン右腕シールズのチェンジアップに空振り三振に倒れた大谷。2-0で迎えた3回には2死走者なしで四球を選び、トラウトが二塁打で続くも、アップトンが凡退して追加点はならなかった。

 そして、カルフーンのタイムリーで勝ち越した直後の5回無死二塁の好機で大谷は快音を響かせる。シールズの初球の88マイル(約142キロ)真っ直ぐを完璧に捉え、右翼スタンド中段へ運ぶ特大弾。打球速度110.4マイル(約178キロ)、飛距離446フィート(約136メートル)の驚愕弾で貴重な追加点をもたらした。

 その後は連続三振に倒れたものの、ケン・グリフィー・ジュニアを抜いて歴代単独6位に立つ631号を放ったプホルス、そして、2発で今季28号としたトラウトと初めて同じ試合で本塁打を放ち、チームを連敗ストップに導いた大谷。試合後には、初の“トリオ弾”について聞かれ「トラウト選手もプホルス選手も確実に何本もホームランを打つ選手なので、僕がそれについていけるように毎日毎日練習したいなと思います」と話した。

 また、3打席目でシールズをからホームランを放ったことについては「1打席目よりも2打席目の方が確実に良くなってましたし、2打席目より3打席目のほうが確実によくなっていたので、そういうところで進歩は見えていたかなと思います」「いいところでは出たかなとは思いますし、カルフーン選手がもう勝ち越しの一打を打ってくれたので気持ち的には楽に行けたかなと思います」と納得の表情。大谷は打率.278、OPS(出塁率+長打率).898としている。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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