センバツ準優勝・智弁和歌山が春夏連続出場 黒川がサヨナラ犠飛で試合決める

智弁和歌山が劇的サヨナラで甲子園出場を決めた
智弁和歌山が劇的サヨナラで甲子園出場を決めた

9回一度は追いつかれるも、黒川がサヨナラ犠飛

 第100回全国高校野球選手権記念大会は26日、和歌山大会で決勝を行い、春の選抜大会準優勝校・智弁和歌山が市和歌山の粘りを振り切って7-6でサヨナラ勝ち。2年連続23回目の夏の甲子園出場を決めた。

 過去4年、智弁和歌山と交互に甲子園に出場している市和歌山が、1回、2回でいきなり3点を先行。智弁和歌山も3回に同点に追いつき、4回、5回で3点を加えて6-4でリードし9回に入った。

 しかし、市和歌山は土壇場で代打同点2ラン本塁打が飛び出し同点に追いつく。だが、智弁和歌山はその裏、1死一、三塁から6番・黒川が右翼へのサヨナラ犠飛を放って熱戦にケリをつけた。黒川は、センバツ準々決勝の創成館戦でも逆転サヨナラ打を放っており、再び勝負強さを見せた。

 この試合、12安打の市和歌山に対し智弁和歌山は10安打。センバツ、春季近畿大会と決勝で敗れた大阪桐蔭への雪辱へ、苦しみながらも名乗りを挙げた。

【表】和歌山大会トーナメント一覧

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