大谷翔平の豪快な右翼フェンス直撃二塁打に指揮官「フェンスに穴を開ける…」

第5打席でフェンス直撃の二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
第5打席でフェンス直撃の二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

自身最速の打球は時速182キロの凄球

 エンゼルス大谷翔平投手が28日(日本時間29日)に本拠地マリナーズ戦で放った強烈な二塁打が話題になっている。15打席連続ノーヒットを止める豪快な打球は、なんと初速113.2マイル(約182.1キロ)という弾丸ツーベース。大谷が今季放った打球で最速というおまけ付きだった。

 地元テレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」の解説で元新人王のドントレル・ウィリス氏は、強烈な打球に笑いが止まらなくなってしまったが、一塁側ダグアウトから目の前を横切る打球を目撃したソーシア監督も驚嘆の声を上げた。

「今夜、彼はもう少しでフェンスに穴を開けるところだった」

 大谷自身は「イメージとのずれがある」と話しているが、16打席ぶりのヒットは周囲にインパクトを与えるには十分だったようだ。ソーシア監督は、打席で苦戦が続く大谷について「彼は復調するだろう。素晴らしいアプローチを続けている」と心配はしていない。少しずつアジャストを続けながら、打席での感覚をイメージに近づけていく。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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