横浜は18人、大阪桐蔭&広陵は16人 代表56校出身の現役プロ選手は…

花巻東OBで、現在はエンゼルスで活躍する大谷翔平【写真:Getty IMages】
花巻東OBで、現在はエンゼルスで活躍する大谷翔平【写真:Getty IMages】

現役の支配下登録選手なしは56校中16校

 第100回全国高等学校野球選手権記念大会は30日、4地区で決勝戦が行われた。この日は日大三、慶応、大阪桐蔭、創志学園が各地方大会で優勝を決め、全代表校が出揃った。

 今夏は100回記念大会ということで、甲子園出場は史上最多の56校に。埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡が東西ないし南北に分かれて各地方大会が行われた。

 各地方大会が始まると、盛り上がりを見せるのは高校野球ファンだけではない。かつて高校球児だったプロ野球選手もまた、自分の母校の結果に一喜一憂し、チームメイトとの会話にも花を咲かせる。選手の母校同士が対戦するとなると、それはチーム内でも大きな盛り上がりを見せる。

 では、この100回記念大会で甲子園出場を決めた56校を母校とする現役選手はどれくらいいるのだろうか。ここでは、出場校別に現役で支配下登録されている選手たちを見ていこう(MLB選手も含む)。

 最も数多くのOBが現役として活躍しているのは、言わずと知れた高校野球の名門・横浜高校だった。中日の松坂大輔を筆頭に、ロッテ涌井秀章やDeNA筒香嘉智など錚々たる顔ぶれで、その数は実に18人にも上る。

 この横浜に続くのが、大阪桐蔭と広陵の16人。大阪桐蔭は西武の中村剛也、浅村栄斗、森友哉、日本ハムの中田翔ら、こちらも今のプロ野球界を代表する選手たちの名前が並ぶ。広陵は巨人の小林誠司や広島の野村祐輔らトッププレーヤーが顔を揃える。地元ということで広島在籍者が多いのも特徴だ。

 愛工大名電は、5月に会長付特別補佐となったマリナーズのイチローも輩出している。

北北海道:旭川大 0人

南北海道:北照 5人(ヤクルト西田明央、DeNA西森将司、オリックス吉田雄人、巨人村上海斗、オリックス齋藤綱記)

青森:八戸学院光星 3人(巨人坂本勇人、ロッテ田村龍弘、阪神北條史也)

岩手:花巻東 4人(西武菊池雄星、エンゼルス大谷翔平、日本ハム岸里亮佑、広島高橋樹也)

秋田:金足農 1人(ヤクルト石山泰稚)

山形:羽黒 0人

宮城:仙台育英 9人(ヤクルト由規、巨人橋本到、巨人松原聖弥、阪神馬場皐輔、ソフトバンク上林誠知、阪神熊谷敬宥、オリックス佐藤世那、ロッテ平沢大河、楽天西巻賢二)

福島:聖光学院 4人(楽天横山貴明、阪神歳内宏明、オリックス園部聡、楽天八百板卓丸)

名門・横浜からはズラリ18人が支配下登録

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