ダルビッシュが復帰へ前進 ブルペンで痛みなく35球 「この2か月で一番嬉しい」
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Aロッド氏の批判コメントには「尊敬していることには変わりない」
右上腕三頭筋腱炎で故障者リスト(DL)入りしているカブスのダルビッシュ有投手が31日(日本時間8月1日)、遠征先のピッツバーグで投球練習を行った。DL入り後、初めて痛みがない中での投球練習だったことを地元メディアに明かしている。
ダルビッシュが復帰に向け一歩前進した。地元紙「シカゴ・トリビューン」は「痛み無しの35球のブルペン投球を終え、胸を躍らせるダルビッシュ」と見出しを付け右腕のブルペン投球を伝えている。
記事では投球を終えたダルビッシュが「この2か月の中で初めてキャッチボールから最後まで痛みが一回も出なかった」と、手応えを掴んだ様子をレポート。痛みが再発しなければ今週末にでも2度目のブルペン入りをする予定だという。また、今回のブルペンでは直球、変化球とも制球できなかったが「自分にとってのスタートは痛くないことなので、この2か月で一番嬉しいです」と、喜びを語っている様子も伝えている。
Aロッド氏がTV中継の解説中に「クラブハウスでの信頼をあっという間に失いかねない」など批判的なコメントを出しことについては「彼が別に僕のことをどう思ってようが、僕は彼のことを尊敬していることには変わりない。別にそこまで気にはならない」と、大人な対応を見せ敬意を表していた。
(Full-Count編集部)
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