リハビリ中に笑顔の投手・大谷に132勝右腕が自信「表情に嘘は見られない」

投手での復帰も待望されるエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
投手での復帰も待望されるエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

球団OBで132勝右腕のマーク・グビザ氏が解説

 エンゼルスの大谷翔平投手は、6月に判明した右肘靱帯損傷が回復し、投球練習再開の許可が下りた現在は、今季中のメジャー復帰を目指してリハビリの過程を歩んでいる。現在は、キャッチボールを行いながら、球数や強度を徐々に上げていく段階だ。

 地元テレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」では、実況のホセ・モタ氏と解説を務める132勝右腕のマーク・グビザ氏が、投手・大谷の投球プログラムについて解説。グビザ氏はリハビリが上手くいっている証拠として、大谷が見せる「笑顔」を挙げた。

 グビザ氏は、まず大谷が無理をせずに「楽にボールを投げている」と指摘。「山なりではなく、真っ直ぐボールを投げている。高い回転数で投げているわけではないが、非常にいい感覚でボールを投げています」と自信を持って伝えた。

 自信の根拠は「リハビリ中に見せる笑顔」だ。「怪我から復帰を目指す投手の表情には嘘はない」とし、「笑顔を見せ、いい感覚を掴み、チームメイトと素晴らしい時間を過ごせているのですから、また1歩(復帰に)近づいているということですね」と太鼓判を押した。

 これに実況のモタ氏も同意。「今は焦らず1つ1つステップを踏んでいくことが大事です」と続けた。

 現在、試合は打者出場に限定されているが、二刀流復活に向け、着実に歩を進めているようだ。

(Full-Count編集部)

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