中日サヨナラ押し出しで今季初5連勝、大仕事の岩瀬が今季初勝利 巨人3位後退

中日がサヨナラで今季初の5連勝
中日がサヨナラで今季初の5連勝

前回ノーノー許した山口俊から3点奪取、巨人は澤村が満塁策→押し出し四球

■中日 4-3 巨人(3日・ナゴヤドーム)

 中日は3日、本拠地での巨人戦に4-3でサヨナラ勝ち。今季初の5連勝を飾った。7月27日にノーヒットノーランを許していた山口俊から3点をもぎ取ると、先発・吉見は白星こそならなかったものの、7回途中2失点の力投。9回に鈴木博が同点打を浴びたものの、大ベテラン岩瀬がピンチを切り抜けると、その裏に大島がサヨナラ押し出し四球を選んだ。巨人は3位に後退した。

 中日は初回、前回は1本もヒットを打てなかった山口俊から先頭の京田がいきなり中前打で出塁し、亀澤の一塁内野安打、大島の中飛で1死二、三塁に。ビシエドの三ゴロの間に1点を先制点を奪った。さらに、平田はライト前ヒットで1死一、三塁となり、アルモンテがライトへのタイムリーを放った。

 その後は吉見と山口俊の投手戦に。吉見は6回まで散発3安打で無失点に抑える快投。中日打線も山口俊に抑えられ、4、5、6回は四球で走者を出しながらも追加点を奪えなかった。

 すると、好投していた吉見は7回、マギーの二塁打でチャンスを作られ、亀井のタイムリーで1点を返される。さらに、1死一、二塁となってからマルティネスにライトへの同点打を浴び、ここで無念の降板。しかし、2番手ロドリゲスが代打・大城を一ゴロに仕留め、勝ち越しは許さなかった。

 その裏、中日は山口俊から2死一、二塁のチャンスを作ると、ビシエドがタイムリー。すぐに勝ち越しに成功した。8回は佐藤が3者凡退に抑える快投も、9回に登板した鈴木博は代打・阿部に同点打を浴びてしまう。それでも、ピンチで登板した岩瀬が抑えると、その裏に大島が澤村からサヨナラ押し出し四球。澤村は前の打者を敬遠で満塁策を取り、痛恨の押し出し四球を与えた。中日は5連勝を飾り、3位に後退した巨人に2ゲーム差に迫った。岩瀬に今季初勝利がついた。

(Full-Count編集部)

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