元巨人ガルシアが初のメジャー昇格 退団後に消息不明→FAでカージナルス入団

元巨人で現カージナルスのアドリス・ガルシア【写真:Getty Images】
元巨人で現カージナルスのアドリス・ガルシア【写真:Getty Images】

7月にマイナー25試合出場で10本塁打をマーク

 元巨人のアドリス・ガルシア外野手が6日(日本時間7日)に初のメジャー昇格を果たした。

 キューバ出身のガルシアは2016年に巨人に入団。6月に1軍デビューを果たすも、7打数無安打で2軍降格となった。イースタン・リーグでも28試合出場で打率.234、4本塁打、12打点、2盗塁の成績に終わり、巨人が8月18日付でウエイバー公示申請。その後、キューバへ帰国したが、その途中のフランスで消息を絶ち、亡命していた。

 そして、フリーエージェント(FA)としてカージナルスと契約。昨年は3Aで打率.301をマーク。今季は98試合出場で打率.269、21本塁打、67打点の成績だった。

 ガルシアはタイラー・オニールが故障者リスト(DL)入りしたことに伴い、メジャーに昇格。MLB公式サイトは「タイラー・オニールのロースタースポットを埋めるため、球団は3Aメンフィスのアドリス・ガルシアと(メジャー)契約を結んだ。右の外野手である彼は、メンフィスでの最近の活躍を受けての昇格を果たしたということだ」と伝えている。

 記事によると、ガルシアは7月に打率.354、出塁率.374、長打率.771の好成績を残し、25試合で10本塁打を放っていたという。

(Full-Count編集部)

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