大谷翔平の2打席連発をエンゼルスOBが改めて絶賛「本当に素晴らしいよ」

4日のインディアンス戦で2打席連続本塁打を放った大谷翔平【写真:Getty Images】
4日のインディアンス戦で2打席連続本塁打を放った大谷翔平【写真:Getty Images】

4日のインディアンス戦での2打席連発で2桁本塁打に到達した大谷

 右肘内側側副靭帯損傷から復帰し、打者として試合への出場を続けているエンゼルスの大谷翔平投手。キャッチボールの強度も徐々に上げ、投手としての復帰に向けた歩みを進める一方で、打者としての結果も残している。

 大きな衝撃を残したのは、3日(日本時間4日)に行われた敵地インディアンス戦。第1打席で2桁本塁打に到達する10号2ランを放つと、第2打席にも11号ソロ。メジャー移籍後初となる2打席連発はアメリカでも大きな注目を集めた。

 この大谷の2打席連発を、改めて大絶賛したのは、メジャー通算132勝を誇るエンゼルスOBのマーク・グビザ氏だ。地元テレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」で解説も務めるグビザ氏は「左中間に放った10号本塁打は本当に素晴らしかった。敵地で初の本塁打だった。次の打席ではほとんど同じスポットだった。彼は右中間に打った」と、2本の本塁打を振り返った。

 メジャー1年目のシーズンを過ごしている大谷。対戦する投手の中には、初対戦で球筋などが分からない投手も多い。その中でも11本塁打を放っている二刀流右腕を、グビザ氏は「毎回見るたびに彼は修正をしてくる。本当に素晴らしいよ。初対戦では常に投手が有利だ。対戦経験がないからね。彼は初対戦の投手でもあのようなスイングをするのは素晴らしい。彼には適応する能力がある」と高く評価していた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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