ダルビッシュが実戦形式に登板 33球の投球にマドン監督「非常にいい」

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

右上腕三頭筋腱炎で故障者リスト入りしているダルビッシュ

 右上腕三頭筋腱炎で故障者リスト(DL)入りしているカブスのダルビッシュ有投手が8日(日本時間9日)、実戦形式に登板した。カブスの球団公式サイトや複数の米メディアが報じている。

 今季2度目のDL入りとなっているダルビッシュが、復帰へのステップを一段階あげた。カブスの球団公式サイトは「ユウ・ダルビッシュはリハビリを加速させ、実戦形式の登板をする」とし、右腕は、この日のロイヤルズ戦前に、試合会場となる敵地カフマンスタジアムで実戦形式のシミュレーションゲームに登板。2イニング33球を投げたと伝えた。

 地元紙「シカゴ・トリビューン」は、カブスのジョー・マドン監督のコメントを紹介。指揮官は「彼は非常にいい投球をしていた。球速もとても良かった。92~93マイル(約148キロ~149.6キロ)出ていたと思う。カーブもカットボールも良かった。ゆったり投げられていたように私の目には映った。とても良い1日になった」と話し、ダルビッシュの復帰に向けたステップが進んでいることを伺わせた。

 実戦形式へと復帰したダルビッシュ。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」の電子版も、右腕のシミュレーションゲーム登板を報じ「もし(ダルビッシュのフィジカルの状態などの)全ての状況が整ったら、ダルビッシュは数日以内に再び登板し、球数も増えることになると、マドンは考えている」と、順調にいけば、数日中に2度目のシミュレーションゲームに登板する模様だと伝えていた。

(Full-Count編集部)

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