攻撃の総合指標RCで見る打者ランク 今季最も貢献度が高くMVPに近い打者は?

西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】
西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】

昨年はパが1位秋山、2位柳田 セはMVPの丸が1位

 RC(RunCreate)は、安打、長打、盗塁、盗塁死、四死球、犠打、三振など攻撃面の多くの指標を盛り込んだデータだ。打点に近い数字になるように調整されている。打者の貢献度を見る上で有効な指標だ。

 このRCを使って8月12日時点の両リーグ打者の成績を見ていこう。

 参考までに、2017年の両リーグのRC上位5人は以下の通り

〇パ・リーグ
1秋山翔吾(西)123.31 (143試575打185安25本89点16盗 率.322)
2柳田悠岐(ソ)111.69(130試448打139安31本99点14盗 率.310)
3西川遥輝(日)94.58 (138試541打160安9本44点39盗 率.296)
4T-岡田(オ)92.62 (143試504打134安31本68点2盗 率.266)
5ウィーラー(楽)89.00(142試542打147安31本82点7盗 率.271)

〇セ・リーグ
1丸佳浩(広)114.60 (143試556打171安23本92点13盗 率.308)
2筒香嘉智(De)103.98 (139試503打143安28本94点1盗 率.284)
3田中広輔(広)101.91(143試565打164安8本60点35盗 率.290)
4マギー(巨)96.28(139試523打165安18本77点4盗 率.315)
5ロペス(De)95.35(142試569打171安30本105点0盗 率.301)

 パは首位打者の秋山が1位、2位に柳田となった。昨年のリーグMVPは、NPB記録の54セーブをマークしたソフトバンクのサファテだったが、2位は柳田だった。ちなみに本塁打と打点の2冠王・ソフトバンクのデスパイネは82.53で7位。RCは積み上げ型の数字のため安打数が125と少ないデスパイネの数字は伸びなかった。

 セはMVPの丸が1位だった。以下の顔ぶれも順当といえるだろう。

2018年はパが昨年に続き秋山VS柳田、セは山田が圧倒的な数値

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY