平野佳寿、タフさ際立つ 地元メディアも絶賛「ワンダフルであり続ける」

ダイヤモンドバックス・平野佳寿【写真:Getty Images】
ダイヤモンドバックス・平野佳寿【写真:Getty Images】

ナ西地区首位のチームはブルペンの調子が下降も…平野だけは数字が向上

 ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手はナ・リーグ西地区首位に立つチームで存在感を際立たせている。メジャー屈指の呼び声も高かったブルペンの同僚がオールスター明けに成績を悪化させる中、地元メディアは「防御率を向上させたのはヒラノだけ」と評価。“ルーキー右腕“について「ワンダフルであり続ける」と称賛している。

「プレーオフ争いの最終月でDバックスのキープレイヤーとなる5人」と特集したのはラジオ局「アリゾナ・スポーツ」電子版。ブルペンからはセットアッパーのアーチー・ブラッドリー投手を選出している。平野、クローザーのブラッド・ボックスバーガー投手とももに鉄壁のリレーを続けてきた右腕だ。

 特集では「ブルペン全員の名前を列挙できないので、ブラッドリーでいこう。昨年はメジャー最高のリリーバーの1人だったが、この1か月間は極めて苦しんでいる」と、セットアッパーのオールスター明けの不振を“問題視“。前半戦は防御率1.97と輝いたブラッドリーだが、7月20日のロッキーズ戦で6失点するなど安定感を欠いており、記事では過去13試合で防御率が7.71まで膨れ上がっていることも紹介している。

 そして、メジャー最多の30ホールドを誇るブラッドリーの失速で、ブルペン全体が閉塞状態を迎えたと指摘。7月20日までメジャー2位の救援防御率3.12を誇ったDバックスだが、そこからの救援防御率はメジャー17位の4.28まで悪化しているという。

7月20日からの約1か月で「ヒラノだけが防御率を向上させた」

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