ロッテ・チェン、25日オリ戦で今季2度目先発「元々、先発投手。頑張りたい」
ボルシンガーの”代役”に「チャンスをもらった」
■ロッテ – オリックス(25日・ZOZOマリン)
ロッテの左腕チェンが25日のオリックス戦(ZOZOマリン)で、4月7日の日本ハム戦(東京ドーム)以来4か月半ぶりに今季2度目の先発マウンドに上がる。右手薬指と小指の違和感で登録抹消となったボルシンガーの代役だが、「チャンスをもらった。中継ぎの1番手のつもりで投げたい。中継ぎの人に負担をかけないように(長いイニングを)」と意気込んだ。
開幕直後の今季初先発では大きく期待を裏切った。ボール先行でカウントを悪くして、苦し紛れにストライクを取りにいって痛打されるパターンで3発被弾、6失点。2軍では今季14試合に登板して1勝2敗1セーブの防御率2.36と好成績で、1軍では中継ぎとして好投してきた。
18日の仙台での楽天戦では先発ボルシンガーのアクシデントで2回から緊急登板したが、5イニングを2安打無失点と結果を残し、首脳陣の信頼を勝ち取った。「元々、先発投手。ストライクをどんどん先行させて、頑張りたい」とチェン。シーズン終盤でもらったチャンスを今季初勝利につなげたい。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)