ビシエドが月間47安打でセ新記録、広島が延長制してM17…セ31日はこうなった

広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】
広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】

ヤクルト山田は今季30盗塁で3度目トリプルスリーに王手

 シーズンは残り1か月ほどとなった2018年日本プロ野球。8月最終日の31日はセ・リーグは各地で2試合が行われた。

 広島とヤクルトの首位攻防戦は、延長10回の末、広島が勝って優勝マジックを17に減らした。広島は1-1で迎えた7回裏、先発・野村が青木に7号3ランを献上するなど4点を勝ち越された。だが、直後の8回にバティスタの22号2ランなどで1点差に詰め寄ると、9回に野間の犠飛で同点。さらに、延長10回には丸が31号ソロを放ち、チームを勝利に導いた。前日、日本記録に並ぶ月間18試合登板を達成したフランスアの登板はなかった。山田は今季30盗塁を決め、前人未踏の3度目トリプルスリーに王手をかけた。

 中日のビシエドが月間47安打のセ・リーグ新記録を樹立した。初回2死二塁で迎えた第1打席に巨人の先発メルセデスから左翼へ先制タイムリーを運んで新記録達成。イチローが持つ日本記録の月間48安打に王手をかけたが、第2打席から3打席連続凡退で日本記録には届かなかった。巨人は6回に岡本のタイムリーなどで逆転に成功すると、9回には2死満塁から再び岡本が走者一掃のタイムリー二塁打。3安打4打点の大活躍でチームを勝利に導いた。

 甲子園で行われた阪神-DeNA戦は、試合開始直後から雨が降り始め、3回表1死二塁で3度目の中断。そのままノーゲームとなった。

【30日終了時点】
1広島 68勝44敗2分 M19
2ヤクルト 57勝55敗1分 11.0
3巨人 57勝62敗2分 3.5
4阪神 50勝59敗1分 2.0
5DeNA 51勝62敗2分 1.0
6中日 53勝65敗1分 0.5

【31日終了時点】
→1広島 69勝44敗2分 M17
→2ヤクルト 57勝56敗1分 12.0
→3巨人 58勝62敗2分 2.5
→4阪神 50勝59敗1分 2.5
→5DeNA 51勝62敗2分 1.0
→6中日 53勝66敗1分 1.0

(Full-Count編集部)

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