大谷翔平、球団と11日に話し合い エプラーGM「まだ二刀流として考えている」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

リハビリ中のMRI検査では靱帯に異常見られず

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、MRI(磁気共鳴画像装置)検査を受けた結果、右肘内側側副靱帯に新たな損傷が見つかった。球団は靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を推薦されたと発表。電話会見を開いたビリー・エプラーGMは「月曜日にじっくり話をするが、昨夜の試合でも分かったように、今の状態でも打席には立てる」と話し、今週は打者として出場を続け、10日(同11日)にも今後の手術の可能性など詳細について大谷と話し合いの席を設けるとした。

 大谷は6月6日(同7日)本拠地ロイヤルズ戦で先発後、右肘に違和感を訴え、翌日の検査で右肘内側側副靱帯にグレード2の損傷を負っていることが判明。多血小板血漿注射と幹細胞注射の治療を受け、回復を目指した。打者としては7月3日(同4日)の敵地マリナーズ戦で復帰。投手としては9月2日(同3日)の敵地アストロズ戦で88日ぶりのメジャーマウンド復帰を果たしたばかりだった。だが、初回には最速99.3マイル(約159.8キロ)を計測した速球が3回には89マイル(約143キロ)まで低下。マイク・ソーシア監督や大谷自身は腰の張りと打球を当てた右手による影響が急速低下の一因としていたが、さらなる怪我を心配する声も上がっていた。

 もしトミー・ジョン手術を受けることになれば、投手復帰まで約1年を要するとされ、来季はリハビリに専念することになる。打者として先に戦列復帰できる可能性もあるが、エプラーGMは時期尚早として明言せず。だが、「彼は我々は二刀流として起用すると信じているし、我々はその約束をした。誰かにした約束を変えることは難しい」と話した上で、「我々はまだ彼を二刀流として考えている」と話した。

 またエプラーGMは、大谷が保存療法を受けている間も、ゆくゆくはトミー・ジョン手術を受ける必要が浮上すると感じていたか問われると「また起こりうることだと考えていた」とも明かした。同時に、大谷の靱帯に新たな損傷が生じた原因は1つではないと考察。今回の復帰に至るまでのリハビリ過程で行ったMRI検査では靱帯に異常がなかったとし、数々のデータを集めながら復帰準備を進めたことも明かした。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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