ロイヤルズ25歳右腕ロペスが8回まで完全快投 9回に四球&安打で快挙ならず

ツインズ戦で8回まで完全投球を見せたロイヤルズのホルヘ・ロペス【写真:Getty Images】
ツインズ戦で8回まで完全投球を見せたロイヤルズのホルヘ・ロペス【写真:Getty Images】

8回まで走者を1人も許さぬ完全投球も…

 ロイヤルズのホルヘ・ロペス投手が8日(日本時間9日)、敵地ツインズ戦で8回終了までパーフェクトピッチングの快投を見せた。今季途中にブルワーズからトレード移籍してきた25歳右腕は、8回まで走者を1人も出さない快投を見せたが、9回に四球と安打を許し、惜しくも快挙達成ならず。8回0/3を1安打1四球4奪三振1失点(自責1)。チームは4-1で勝利した。

 初回にマウアーを遊ゴロ、ポランコを左飛、ロサリオを遊飛の3者凡退に打ち取ると、圧巻のピッチングがスタートした。2回はフォーサイスを三ゴロ、ケーブを一飛、ガーバーを右飛。3回はケプラーを右飛、グロスマンを二ゴロ、エイドリアンザを中飛に仕留める。

 4回先頭のマウアーを空振り三振に斬って、この日初めての奪三振を記録。打線はツインズ先発ベリオスをなかなか捉えられず、援護点を送れなかったが、ロペスは打たせて取るピッチングでアウトを重ねた。6回に味方打線がようやく1点の先制に成功すると、その裏もケプラーを空振り三振、グロスマンを右飛、エイドリアンザを左飛で無失点。7回にはさらに3点の援護を受けると、好守備にも助けられながら、8回まで危なげない投球でツインズ打線を封じた。

 だが、100球を投げて戻った9回、先頭ケプラーに四球を与えて完全試合達成の夢を絶たれると、続くグロスマンにセンター前にヒットを運ばれ、ノーヒットノーランも消えた。無死一、三塁としたところで110球(68ストライク)を投げて降板。マウンドを継いだ2番手ペラルタがエイドリアンザに犠飛を許し、1点を失ったが、それ以降の打者を打ち取り、チームに勝利をもたらした。

【動画】8回まで完全投球のロペスをバックも盛り立てる! 痛烈な当たりをロイヤルズの右翼ボニファシオが好捕!

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