大谷が18度目マルチ 左腕から走者一掃三塁打 2安打3打点1盗塁で勝利貢献

2安打3打点1盗塁と勝利に貢献したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
2安打3打点1盗塁と勝利に貢献したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

9回に投手暴投で本塁に滑り込み、右膝負傷か?

 エンゼルス大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ホワイトソックス戦に「4番・DH」で先発出場し、出場6試合連続ヒットをマークした。第1打席にベテラン右腕ジェームス・シールズから右前打を放ち、二盗を決めた後にホームへ生還。9回無死満塁の第5打席では右翼線に走者一掃三塁打を放って、今季18度目マルチを記録。4打数2安打3打点2得点1盗塁の活躍で、チームを12-3の勝利に導いた。

 トラウトが先制2ランを放った直後、初回1死走者なしで迎えた第1打席。前回7月25日(同26日)の対戦では9号2ランを放っていたシールズからライト前にヒットを放った。出塁すると、次打者アップトンの打席で今季8盗塁目となる二盗に成功。アップトンのタイムリーで3点目のホームを踏んだ。3回無死走者なしの第2打席にはフルカウントから四球を選んだが二盗に失敗した。
 
 ここからホワイトソックスは徹底的な“大谷封じ”に出た。6-3の5回1死一塁。大谷が打席に向かうと、リック・レンテリア監督はシールズに代えて左腕アーロン・バマーを投入。大谷は遊撃ゴロに打ち取られた。また7回無死一塁の第4打席でも、再び左腕を投入。ケイレブ・フレアの外角スライダーを打たされ、左翼フライに仕留められた。

 だが、第5打席で発奮した。9回無死満塁の絶好機で打席にたつと、左腕ジェイス・フライの2球目カットボールを強振。打球は右翼線いっぱいに入る走者一掃三塁打となった。その後、大谷は相手投手の暴投で本塁へ滑り込み、10点目を挙げたが、ベースカバーに入った投手の膝が大谷の右膝内側にぶつかって本塁上で悶絶。心配して飛び出してきたマイク・ソーシア監督やトレーナーに付き添われ、足を引きずりながらベンチに戻った。

 4試合連続アーチとはならなかったが、4月12日(同13日)ロイヤルズ戦以来となる今季2本目の三塁打で大きな存在感を示した。

(Full-Count編集部)

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