岩隈久志がマリナーズに感謝のメッセージ「最高の思い出ばかりの7年間」

マリナーズ退団を発表した岩隈久志【写真:田口有史】
マリナーズ退団を発表した岩隈久志【写真:田口有史】

手術した右肩は「投げられる確信を得た」

 マリナーズの岩隈久志投手が今季限りでマリナーズを退団することとなった。11日(日本時間12日)に米メディアが一斉に伝えると、この日、岩隈自身も自身のインスタグラムとブログで、退団を報告。英語、日本語両方でメッセージを出した。

「マリナーズとマリナーズファンの皆さんへ」と題されたメッセージでは「この度、7年間お世話になったマリナーズを離れる事になりました。7年間素晴らしいチームメイト・スタッフ・ファンに恵まれて最高の思い出ばかりの7年間でした」と記されている。

 2012年に楽天から移籍した岩隈は2013年にオールスターに出場。2015年にはノーヒットノーランを達成した。2013年に13勝をマークすると、3度の2桁勝利を記録し、マリナーズの中心選手となっていた。

 昨年9月に右肩の手術を受け、今季は復帰に向けてリハビリを進めてきた。今季はマイナー契約でメジャー復帰を目指してきた。マリナーズからコーチ契約のオファーもあったことを明かし、メッセージでは「昨年手術をする前のリハビリの段階からサポートし続けてくれ、手術直後にすぐにマイナー契約をしてくれ、更には英語が堪能ではない僕に来季のコーチのオファーまでくれたGMのJerryには感謝しかありません。本当に光栄なことだと深く感謝しています」と感謝を綴っている。

 すでに実戦形式で3度登板しており「Jerryや監督、ピッチングコーチ、チームスタッフ、トレーナー、手術をしてくださったドクターのサポートのおかげで、この3試合の登板で来シーズンも投げられる確信を得られました。大好きなマリナーズとシアトルを離れることに対して寂しい気持ちはもちろんありますが、まだ投げられる確信を得られた以上は現役にこだわりたいと思います」とも記した岩隈。

「メジャー7年間を大好きなマリナーズで過ごせ、万々歳のメジャー生活でした。心より深い感謝を込めて、僕も家族もこれからは生涯マリナーズの一ファンでいます。本当にありがとうございました!」と、最後は感謝の言葉でメッセージを締めくくった。

(Full-Count編集部)

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