大谷翔平、167キロ豪快20号ソロにエ軍OBは脱帽 「なんて力強いんだ、オオタニ!」

初回、20号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
初回、20号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

第1打席で松井秀喜氏に続いて日本人2人目の20号を放った大谷

 エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地マリナーズ戦に「4番・DH」で11試合連続スタメン出場し、今季20号ソロを放った。MLBでのシーズン20本塁打は、松井秀喜氏に続いて日本人2人目となった。メジャー通算132勝のエンゼルスOBは「なんて力強いんだ」と脱帽している。

 2010年に松井秀喜氏がエンゼルス時代に記録した以来となる「20本塁打」の大台に華麗に乗せた。相手先発は右腕ラミレス。チームは初回にトラウトの34号2ランで2点を先制。続く、第1打席で大谷は3ボール1ストライクからの5球目、88.8マイル(約143キロ)ツーシームを完璧に捉えた。

 地元ロサンゼルスで中継している「FOXスポーツ・ウェスト」の実況は「これはセンターに飛んだ。エレディアが見送った。ビッグフライ、オオタニさん! エンゼルスが連続本塁打だ!」と絶叫。天才トラウトと華麗な本塁打共演となった。

 エンゼルスOBで解説のマーク・グビザ氏は「ショウヘイ・オオタニが今季20号。またしてもあの方向に飛ばした。なんて力強いんだ、ショウヘイ・オオタニ!」と大興奮していた。

 そして、オオタニにとってはお馴染みのセンター方向の大飛球をMLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」で分析。打球の初速は時速103.8マイル(約167キロ)、発射角は26度、推定飛距離は418フィート(約127メートル)という一撃だった。

 7日(同8日)のホワイトソックス戦で19号3ランを放ち、城島健司氏(マリナーズ)が2006年にマークした日本人メジャー1年目の最多本塁打記録(18本)を更新していた大谷。そして、この日20号に到達した。右肘靭帯に新たな損傷が発覚したが、御構い無しの大活躍。9月に入って5本塁打と大爆発が続いている。

(Full-Count編集部)

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