西武、天王山3連勝でM11点灯 ハムは鷹に1ゲーム差に迫る…パ17日はこうなった

西武・辻発彦監督【写真:荒川祐史】
西武・辻発彦監督【写真:荒川祐史】

ソフトバンクは今宮が負傷交代、連覇遠のく…

 パ・リーグは17日、各地で3試合が行われ、首位を走る西武が優勝へのマジック「11」を点灯させた。

 西武は本拠地メットライフドームで、2位のソフトバンクと対戦し、8-1と快勝した。首位攻防3連戦に2連勝して迎えた西武は、初回に栗山の満塁本塁打でいきなり4点を先制した。先発のウルフが、3回に打球が直撃して途中降板するアクシデントがあったものの、リリーフ陣が踏ん張ると、7回には中村が26号3ランを放って試合を決めた。

 天王山に3連勝し、ソフトバンクとの差は6.5ゲーム差に。西武は今季の3位以上が確定し、クライマックスシリーズ進出が決まった。ソフトバンクは柳田に続き、この日は今宮が負傷して途中交代。3試合連続で初回に大量失点を喫して3連敗となり、連覇が遠のく結果となった。

 日本ハムは本拠地・札幌ドームでオリックスと戦い、4-2で逆転勝ち。2点ビハインドの6回に近藤の適時打で1点を返すと、なおも一、三塁のチャンスで中田が左中間を破る適時二塁打。これが決勝打となり、連敗を2で止めた。オリックスはプロ初先発の榊原が5回まで無失点と好投したが、救援陣が崩れた。3位の日本ハムは、西武に3連敗を喫した2位ソフトバンクとの差を1ゲーム差に詰めた。

 楽天は敵地ZOZOマリンスタジアムでロッテに7-2と勝利し3連勝。2回に2点を先制すると、4回には内田が8号2ランを放って加点。先発の藤平は4回に岡に一発を浴びたものの、9回2失点でプロ初完投勝利を飾った。楽天は5位ロッテとの差を3.5ゲーム差とした。

【16日終了時点】
1西武 75勝50敗2分
2ソフトバンク 68勝54敗1分 5.5
3日本ハム 66勝56敗3分 2.0
4オリックス 59勝66敗5分 8.5
5ロッテ 54勝65敗3分 2.0
6楽天 52勝72敗3分 4.5

【17日終了時点】
→1西武 76勝50敗2分 M11
→2ソフトバンク 68勝55敗1分 6.5
→3日本ハム 67勝56敗3分 1.0
→4オリックス 59勝67敗5分 9.5
→5ロッテ 54勝66敗3分 2.0
→6楽天 53勝72敗3分 3.5

(Full-Count編集部)

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