前田健太、圧巻の奪三振ショーに現地メディア称賛 「優秀なセットアッパー」

8回に登板し圧巻の3者連続三振で抑えたドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
8回に登板し圧巻の3者連続三振で抑えたドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

チームは延長10回にテイラーのサヨナラホームランで勝利

 ドジャースの前田健太投手は18日(日本時間19日)、本拠地ロッキーズ戦に8回から2番手で登板し、1回を無安打3奪三振無失点の好投を見せた。中軸相手にわずか10球で3者連続三振を奪ったパーフェクト投球に地元メディアは称賛の声を挙げている。

 前田の出番は同点の8回にやってきた。エース・カーショーの後を受けマウンドに上がると先頭のアレナド、ホリデーを3球三振。続くデスモンドも1ボール2ストライクからの4球目。92.6マイル(約149キロ)の直球で見逃し三振に仕留める好リリーフを見せた。

 ロッキーズが誇るクリーンアップを相手にわずか10球の奪三振ショー。これには地元メディアもすぐさま反応し自身のツイッターで称賛の声を挙げていた。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は「ケンタ・マエダはかなり気持ちが高ぶっていた」と、雄たけびを挙げ気持ちを全面に出した前田を称賛。

 また、NBCスポーツでドジャース番を務めるマイケル・J・ドゥアルテ氏は「ケンタ・マエダのほぼ完璧なイニング。彼は10球で相手打線から3者三振を奪った!」、ESPNのオールデン・ゴンザレス氏も「優秀なセットアッパーのように見えた」と賛辞を送っていた。

 試合は延長10回1死走者なしからテイラーが左翼席へ劇的な17号サヨナラホームランを放ちドジャースが勝利しロッキーズとの首位攻防戦を2連勝し1.5ゲーム差をつけた。

(Full-Count編集部)

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