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「夢みたいなベースラン」西武の元気印が「らしい」初安打・初本塁打

歓喜の「熱男」ポーズは声が裏返った。9月19日の日本ハム戦、西武・山田遥楓(はるか)選手がプロ初安打を初本塁打という最高の形で記録し、チームの勝利に貢献した。

プロ初本塁打を放った西武・山田遥楓【画像提供:(C)PLM】
プロ初本塁打を放った西武・山田遥楓【画像提供:(C)PLM】

19日の日本ハム戦でプロ初安打、初ホームランを放った山田

 歓喜の「熱男」ポーズは声が裏返った。9月19日の日本ハム戦、西武・山田遥楓(はるか)選手がプロ初安打を初本塁打という最高の形で記録し、チームの勝利に貢献した。

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 第2打席の4回2死二塁、舞い上がった打球はそのまま左中間席へ飛び込んだ。「ガムシャラに走って、ボールがどこに行ったかわからない状態でした」。夢中で二塁ベースを回ったあたり、ようやく本塁打を自覚した。「ファンの人たちがワーッと盛り上がったので、入ったのか、と。夢みたいなベースランでした」。

 ベンチに戻るなりソフトバンク・松田ばりの「熱男」ポーズで絶叫。「今までやりたかったので。こぶしを突き上げました」。祝福ムードのベンチはそのまま爆笑の嵐に変わった。

 試合は源田、浅村の一発を含む12安打12得点の大勝。阪神から今季、埼玉西武に加入した先発の榎田投手が10勝目を挙げ、こちらもプロ初となる2桁勝利を手にした。

 山田はプロ4年目の21歳。昨年は2軍戦106試合に出場し6本塁打と、着実に力をつけた。今季1軍デビューを果たすと出場7試合目、7打席目で初安打、初本塁打。「手ごたえというよりも、不思議な感覚でした」と振り返った背番号「52」について、起用した辻監督は「最高の形。僕もうれしい。元気があるところが彼の魅力」と、評価した。

 チームはこれで6連勝。優勝マジックはついに1桁の「9」となった。原動力は、6試合で56得点という驚異的な攻撃力。レギュラー陣の好調ぶりが、終盤のチームの快走を支えている。内野手でも、一塁・山川、二塁・浅村、遊撃・源田は1年間通してその座に君臨し、三塁にも好調の本塁打アーチスト、中村がいるという盤石な状況。この日は中村が指名打者としての出場だったことで、山田に出番が回ってきた。

「先輩方がすごい打力で、圧倒的な試合をしてきた。この中で野球をするのが不思議ですが、少しは戦力になれてよかった」と、お立ち台でうなずいた。今後もレギュラーを脅かすためのアピールが続く。

「まだまだ1軍の選手みたいに輝けないですが、チャンスをもらえたらモノにできるように頑張りたい」。謙虚さと野心が同居したような決意表明を口にした。

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