大谷翔平、MLB平均を凌駕するスピードに敵地も脱帽「皆さんもスピードを…」

「4番・DH」で先発出場し、1安打をマークしたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
「4番・DH」で先発出場し、1安打をマークしたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

スプリントスピードはMLB平均の27フィートを上回る29.1フィート

 エンゼルスの大谷翔平投手が19日(日本時間20日)、敵地アスレチックス戦で「4番・DH」で14試合連続でスタメン出場。第3打席で遊撃内野安打を放ったが、敵地メディアは「彼のスピードは多大です」と脱帽している。試合はエンゼルスが0ー10で完敗を喫した。

 敵地を疾風のように駆け抜けた。7回1死走者なしで迎えた第3打席で、大谷は左腕アンダーソン相手にセンター方向に痛烈なゴロを放った。遊撃手のセミエンが華麗なフィールディングを見せたが、大谷は猛然と一塁に走り込む。送球はワンバウンドでとなり、大谷の足が一瞬速く一塁ベースを駆け抜けた。

 打ってよし、投げてよしの二刀流の男だが、その快足ぶりは敵地でもすっかり知られるようになっている。ベイエリアで中継する敵地メディア「NBCスポーツ・カリフォルニア」の実況は「皆さんもオオタニのスピードを目の当たりにしていると思います。彼にはかなりのスピードがあります。ということで、1死でヒットです」と絶賛した。

 MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」を担当するデビッド・アドラー記者は自身のツイッターで「7回のショウヘイ・オオタニの内野安打のスプリントスピード:29.1フィート/秒(8.9メートル)。MLB平均の27フィート(約8.2メートル)を2フィート(0.6メートル)以上も上回る速さだ」と伝えていた。

 大差を付けられた試合で、この一打でお役御免となった大谷だが、俊足でヒット1本を稼ぎ、打率を1厘上げて.292とした。

(Full-Count編集部)

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