福浦が通算2000安打王手もロッテ泥沼7連敗 西武はエース菊池が力投で「M8」

7回に通算1999本目の安打を放ったロッテ・福浦和也【画像:(C)PLM】
7回に通算1999本目の安打を放ったロッテ・福浦和也【画像:(C)PLM】

ロッテは石川が1か月半ぶり先発も5回6失点

■西武 7-4 ロッテ(21日・ZOZOマリン)

 ロッテは21日、ZOZOマリンでの西武戦に4-7で敗れ、泥沼の7連敗となった。7月31日以来、約1か月半ぶりの1軍マウンドとなった石川歩投手は初回に3点を失う苦しい立ち上がりで、5回を6失点。打線も西武のエース左腕・菊池雄星を攻略しきれず。手痛い黒星を喫した。

 試合前から強い雨が降る悪条件の中で行われた試合は、両先発ともに初回は3点ずつを失う苦しい立ち上がりとなった。ロッテ石川は2回以降も制球が定まらず。2回に源田のタイムリーなどで2点を失うと、4回にも浅村のタイムリーで1失点。5回を7安打6失点(自責5)でマウンドを下りた。

 打線は、2回以降に立ち直った菊池の前に沈黙。1回2つ目のアウトから5回先頭の鈴木が右前打を放つまで、打者11人が連続凡退となった。6回になんとか1点を返し、7回には福浦和也内野手が左前打で通算2000安打に王手をかけたが万事休す。連敗を止めることはできなかった。

 西武は菊池が7回6安打4失点と力投すると、打線もそれに呼応。秋山がサイクルヒットに王手の4安打、中村が2打点の活躍で勝利をたぐり寄せ、優勝マジックを8に減らした。

(Full-Count編集部)

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