ロッテ、守備の乱れから始まる悪循環で7連敗 井口監督「守備で足を引っ張り…」

ロッテ・井口監督【写真:荒川祐史】
ロッテ・井口監督【写真:荒川祐史】

偉業王手の福浦に22日達成願う「何とか明日頑張ってほしい」

■西武 7-4 ロッテ(21日・ZOZOマリン)

 ロッテは福浦和也内野手の通算2000安打達成目前に沸く中、21日の西武戦(ZOZOマリン)に4-7で敗れ、7連敗を喫した。

 初回、左翼の角中が山川のフライに対する目測を誤り、頭上を越されるタイムリー二塁打とするなど、3点を先制された。その裏、井上の三塁打などで3点を奪い、すぐ同点に追いついたが、2回にも中継ミスなどがからんで2失点。6回には2番手の大谷が秋山に一発を浴びるなど、小刻みに加点され、力の差を見せつけられた。

 試合開始前から降りやまない雨で、グラウンドのアンツーカーはマウンドを含めて水が浮くなど最悪のコンディションだったが、試合後の井口監督は「同じ条件。守備で足を引っ張り、投打がしっかりかみ合わないと」と渋い表情を見せた。

 通算2000安打が目前に迫る福浦は、DHで8試合連続のスタメン起用で、西武のエース左腕・菊池から7回に三遊間を破る左前打で1999安打とし、偉業に王手をかけた。23日は仙台、24日は大阪と遠征。指揮官は「あと1本。何とか明日頑張ってほしい」と、22日の本拠地・西武戦での達成を祈っていた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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