ソフトバンク3年目捕手の谷川原が1軍初昇格「たくさん勉強したいです」
課題の夏場を乗り越え「打撃は上がってきている」
■ソフトバンク – オリックス(22日・ヤフオクドーム)
ソフトバンク谷川原健太捕手が初の1軍昇格を果たすことになった。今季2軍では86試合に出場して打率.263、1本塁打を記録している。
谷川原は打撃のパンチ力に定評がある3年目の若手捕手。シーズン終盤の緊張感が増す時期に初めての1軍昇格だ。谷川原は「西武に追いつけるかという大事な時期に呼んでいただいたので、たくさん勉強したいです」と意気込む。
ここまでの2軍での調子について「バッティングの調子が夏場に落ちましたが、自分で考えてフォームを変えて上がってきました。捕手としても、2軍でやってきたことを出せればと思います。夏場にバテてバットが振れなくなったのは来年への課題ですね」と語る。
第3捕手という立場から、初の1軍出場は大差がついた場面に限られそうだが、ベンチでも多くのことを吸収して自分の糧としたい。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)