ロッテ痛恨の逆転負けで泥沼8連敗 井口監督「今年は1点差ゲームを勝てない」

ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】
ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】

福浦の2000本安打には「まだまだ野球人生は続くと思う」

■西武 5-3 ロッテ(22日・ZOZOマリン)

 ロッテは22日の西武戦(ZOZOマリン)で福浦の2000本安打を生かせず、3-5で敗れ8連敗を喫した。

 2-2の8回に先頭の福浦が右翼線二塁打。金字塔に達した長打を足がかりに、鈴木の投犠打が小川の一塁悪送球を誘い福浦の代走で出場した細谷が3点目のホームを踏み、ベンチはお祭り騒ぎになった。

 偉業達成に華を添えたいところだったが9回。左腕・松永が先頭の金子侑、秋山に連打を浴び無死一、二塁のピンチを背負う。続く源田から空振り三振を奪うと抑えの内にスイッチ。浅村をスライダーで空振り三振に仕留めたが山川に痛恨の逆転3ランを左翼席に運ばれた。

 まさかの敗戦に井口監督は「今年は1点差ゲームを勝てない。後ろの2人で点をとられては勝てない」と悔しさをにじませた。福浦の2000本安打には「ケガなどがありながら、マリンでヒットを打ってくれた。まだまだ野球人生は続くと思うし、この先しっかり頑張ってほしい」と現役続行にエールを送っていた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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