大谷翔平、新人儀式で熱唱披露 日米で話題の美声に照れ笑い「…特にないです」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

「デスパシート」の日本語版を熱唱「歌詞を見ながら一生懸命歌いました」

 24日(日本時間25日)に本拠地レンジャーズ戦で21号ソロ弾を放ったエンゼルス大谷翔平投手。8試合ぶり豪快アーチで本拠地ファンの心を掴んだが、試合前には遠征中のチームバス内で披露された美声が大きな話題を呼んだ。

 メジャーでは、これまで新人選手の歓迎儀式として恥ずかしい仮装をさせる習慣があったが、最近は社会の風潮に合わせて変化。今年のエンゼルスは新人選手にチームメイトの前で歌声を披露させた。大谷はラテンのメガヒット曲「デスパシート」の日本語版を熱唱。この姿を救援左腕のウィリアムス・ヘレスが自身のインスタグラムでストーリーとして公開すると、動画はたちまち拡散した。

 この日の試合後、囲み取材に応じた大谷は「デスパシート」を選曲した理由について、「普通に流れで、というか、みんなが知っているような曲で行きたいと思ったので」と説明。歌唱力を絶賛されていることについては「…特にないです」。動画ではチームメイトは歓声を上げて大喜びの様子だったが、大谷は周囲の反応について「あんまり覚えてないです。あんまり歌ったことがないというか、曲もあんまり知らなかったので、歌詞を見ながら一生懸命歌いました」と、歌うことに精一杯で気にすることすらできなかったようだ。

 メジャーならではの笑い溢れる“新人いじり”に「雰囲気というか、みんな楽しんでワイワイ。移動中もそんな感じですし、日本とちょっとそういうところが違いますけど、楽しくいければいいんじゃないかと思います」と笑顔だった。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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