前田健太のサヨナラ被弾にもロバーツ監督は信頼 「ここまで素晴らしい活躍」

サヨナラ被弾を浴びたドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
サヨナラ被弾を浴びたドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

同点に追いついた9回にサヨナラホームランを浴びた前田

 ドジャースの前田健太投手が25日(日本時間26日)、敵地ダイヤモンドバックス戦で9回に痛恨のサヨナラ被弾を喫し、チームは3-4で敗戦。ナ・リーグ西地区優勝へのマジックナンバーが消滅し、追い上げるロッキーズに0.5ゲーム差に迫られ、地区6連覇に黄信号が灯ったが、デーブ・ロバーツ監督は前田に変わらぬ信頼感を示した。米メディア「スポーツネットLA」が伝えている。

 1点リードを逆転され、追いつき、勝ち越され、また追いつき…、二転三転のゲームながら、勝機は何度もあっただけに、前田の被弾はあまりに痛すぎた。しかし、ロバーツ監督は「カウント3-2で、(サヨナラ本塁打を放ったダイヤモンドバックスの)エスコバ―に対して直球で抑えることができなかった。けれどもケンタはここまで素晴らしい活躍をしてくれている」と、インタビューに淡々とした表情で話した。

 残りはドジャース(88勝70敗)が4試合、ロッキーズ(87勝70敗)が5試合。もし両チームがともに残り全勝すると、ともに92勝70敗で同率に並んだままレギュラーシーズンが終わる。そうなると、一発勝負のプレーオフに持ち込まれることになり、敗れると、場合によってはさらに一発勝負のワイルドカードゲームに進む…という、過酷な勝負になる可能性すらある。この日の前田の被弾で、ナ・リーグ西地区の覇権は混とんとしてわからなくなった。

(Full-Count編集部)

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