大谷=左腕苦手は過去!? 番記者指摘、プホルスDL入りから対左腕打率は3割超

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

プホルス戦線離脱で対左腕の起用が増大

 これまで左腕が苦手とされてきたエンゼルス大谷翔平投手だが、ある時期を境に大きく改善されているという。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」の番記者ジェフ・フレッチャー氏が自身のツイッターで伝えたところによると、大谷は主砲アルバート・プホルスが故障者リスト(DL)入りして以来、対左腕の打率が3割を超えるという。

 開幕以来、左腕に苦戦を強いられた大谷は、他の選手の起用法とも相まって、対戦チームの先発が左腕の時はスタメンを外れるようになった。対左腕の時は、一塁を守るプホルスがDHに周り、一塁を右打者のマルテが守るパターンが増えた。だが、後半戦を迎えるとプホルスの古傷でもある左膝の状態が悪化。8月30日には左膝を手術するためDL入りし、戦列を離れ、代わりに大谷がDHとして相手先発が左腕でもスタメン出場するようになった。

 フレッチャー記者が指摘する通り、大谷はプホルスがDL入りして以降、左腕を相手に35打数11安打で、打率.314と大きく改善。26日(同27日)の試合後には、マイク・ソーシア監督も左腕に対して大谷が見せた適応力について言及していた。

 苦手とされていた左腕も克復しつつある大谷が、今後どこまで進化し続けるのか楽しみだ。

(Full-Count編集部)

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