巨人が菅野7度目完封で3位浮上 岩瀬は1000試合登板…セ28日はこうなった

中日・岩瀬仁紀【写真:荒川祐史】
中日・岩瀬仁紀【写真:荒川祐史】

広島は初回に4点を失うも逆転勝利

 セ・リーグは28日、各地で3試合が行われた。巨人とDeNAの3位決戦は、長野がサヨナラ弾を放った巨人が3位に浮上。中日はプロ20年目の岩瀬がNPB初となる通算1000試合登板の偉業を果たした。

 V3を決めた広島は本拠地で2位ヤクルトに7-4で勝利した。初回に先頭からの3連打などで4点先制を許すも、先発・高橋樹が2回以降は追加点を与えず。3回に田中のタイムリー三塁打などで3点を挙げて1点差に詰め寄ると、7回に松山が同点タイムリー。8回には會澤、曽根が連続タイムリーで3点を勝ち越し、逆転勝利を飾った。

 3位DeNAと4位巨人の3位決戦は、東と菅野の両先発が投手戦を展開した。今季ここまで巨人戦で5戦5勝と全勝していた東は7回無失点で降板。マウンドに残った菅野が9回無失点の快投を見せると、その裏、1死からベテラン長野が値千金の12号ソロを左翼へ運び、サヨナラ勝ちで3位に浮上した。菅野は今季7度目の完封で14勝目を飾った。

 最下位の中日は5位の阪神に4-3で勝利し、0.5ゲーム差まで詰め寄った。中日は1-1で迎えた4回に、先発・鈴木翔の暴投などで2点を勝ち越される。だが、5回に大島、ビシエド、アルモンテが3者連続で遊撃内野安打を記録するなど2点を挙げ、同点とした。6回に左翼への二塁打を放った代打・荒木を平田が右前打で返して1点勝ち越し。最後はベテラン岩瀬が9回にマウンドに上がり、通算1000試合登板&407セーブを飾った。

【27日終了時点】
1広島 78勝56敗2分 優勝
2ヤクルト 69勝64敗2分 8.5
3DeNA 64勝69敗2分 5.0
4巨人 63勝69敗5分 0.5
5阪神 58勝70敗2分 3.0
6中日 61勝76敗2分 1.5

【28日終了時点】
→1広島 79勝56敗2分 優勝
→2ヤクルト 69勝65敗2分 9.5
↑3巨人 64勝69敗5分 4.5
↓4DeNA 64勝70敗2分 0.5
→5阪神 58勝71敗2分 3.5
→6中日 62勝76敗2分 0.5

(Full-Count編集部)

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