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最多勝&勝率は巨人菅野、広島大瀬良の競り合い …セ投手タイトル争い

主要投手タイトルがほぼ決まりつつあるパ・リーグとは対照的に、セはまだまだ予断を許さない部門がある。セ・リーグの投手主要タイトル争いを見ていこう。

広島・大瀬良大地【写真:荒川祐史】
広島・大瀬良大地【写真:荒川祐史】

救援部門は苦労人・ヤクルト近藤が初タイトル確定

 主要投手タイトルがほぼ決まりつつあるパ・リーグとは対照的に、セはまだまだ予断を許さない部門がある。セ・リーグの投手主要タイトル争いを見ていこう。

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先発投手部門

〇勝利
1菅野智之(巨)15
1大瀬良大地(広)15
3ガルシア(中)13
4東克樹(De)11
4ジョンソン(広)11
4メッセンジャー(神)11

 菅野は10月4日に今季8度目の完封で大瀬良に並んだ。巨人は10月9日に阪神戦を残すだけだが、CS進出のためにも中4日でエース菅野が投げる可能性がある。広島も10月7日のDeNA戦の1試合、9月30日以来の登板の大瀬良も満を持して登板するはずだ。この2人の最後の争いが見ものだ。

〇勝率
1大瀬良大地(広).682(15勝7敗)
2菅野智之(巨).652(15勝8敗)
3ガルシア(中).591(13勝9敗)
※東克樹(De).688(11勝5敗)
※ジョンソン(広).688(11勝5敗)

 勝率は規定投球回ではなく13勝以上の投手で争われる。この部門でも大瀬良と菅野が競り合っている。菅野はあと1勝が大前提だが、大瀬良が7日に16勝目を挙げれば勝率では届かない。東、ジョンソンは勝率が高いものの13勝に届かない可能性が高い。

〇奪三振
1菅野智之(巨)200
2大瀬良大地(広)151
3東克樹(De)147
4メッセンジャー(神)145
5山口俊(巨)141

 巨人・菅野が確定。10月4日のヤクルト戦で菅野は11奪三振でシーズン200奪三振に到達。菅野の奪三振王は2回目だが、200奪三振は初。セの200奪三振は2015年の阪神、藤浪晋太郎以来。

〇防御率
1菅野智之(巨)2.15
2東克樹(De)2.42
3大瀬良大地(広)2.59
4ガルシア(中)2.99
5ジョンソン(広)3.11

 巨人・菅野がこの部門も確定か。DeNAはあと4試合、東が2試合完封しても防御率は2.16。菅野が最終登板で崩れない限り、タイトルは固いところだ。菅野がとれば防御率1位は4回目となる。

・救援投手部門

〇セーブ
1山崎康晃(De)35
2石山泰稚(ヤ)34
3中崎翔太(広)32
4ドリス(神)30
5田島慎二(中)15

 残り4試合でチームのCS進出がかかるDeNA。山崎にはここから大車輪の活躍が期待される。ヤクルトも3試合を残しているので、石山が逆転する可能性も大いにある。広島は残り1試合なので届かない。むしろ、残り7試合の阪神・ドリスにわずかながら可能性がある。山崎がとれば初タイトル。

〇ホールドポイント
1近藤一樹(ヤ)42
2桑原謙太朗(神)35
2パットン(De)35
4ジャクソン(広)28
5澤村拓一(巨)25

 最優秀中継ぎ選手はホールドと救援勝利の合計であるホールドポイントで争われる。阪神、桑原に並ばれる可能性がわずかにあるが、近藤の初タイトルが確定。

 近藤は35歳、ヤクルトの同僚、坂口智隆とともに近鉄バファローズ最後の生き残り(他にMLBマリナーズを退団した岩隈久志)だ。プロ17年目で初タイトル。一時は育成選手にもなった苦労人が、ここへきて花咲いた。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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