NYファンの信頼は絶大 田中将大の5回降板で采配に不満の声「なぜ代えた?」

レッドソックス戦で好投したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
レッドソックス戦で好投したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

5回1失点も5回78球で降板、ヤンキースは勝利も「タナカはスペシャルな武器」

■ヤンキース 6-2 Rソックス(日本時間7日・ボストン)

 ヤンキースの田中将大投手は6日(日本時間7日)、敵地でのレッドソックスとの地区シリーズ第2戦に先発し、勝利投手となった。5回を投げて、ソロ1本を浴びたものの、3安打4奪三振1四球1失点と好投し、6回からリリーフ陣にバトンを託した。試合は6-2でヤンキースが勝利し、田中のメジャーでのプレーオフ通算防御率は1.50となり、メジャー史上5位に。ただ、この好投の右腕を5回で降板させたアーロン・ブーン監督の采配に、ヤンキースファンは不満を漏らしている。

 大舞台での強さは健在だった。苦手としていた宿敵レッドソックス打線を5回1失点で押さえ込み、チームに勝利をもたらした田中。5回1失点で勝利投手となったが、わずか78球で降板。地元のヤンキースファンからはツイッターで、指揮官への決断に不満の声が湧き上がった。

「この交代はいただけない。タナカはスペシャルな武器だ。沈む変化球で打者を幻惑させていたのに」

「なぜブーンはあんなに早く余裕なピッチングだったタナカを降板させていたのか。なぜハップはもっと早く降板させようとしなかったのか」

「タナカはもう1イニング投げさせるべきだった」

「ブーンはやりすぎだ」

「なぜタナカを代えたのか?」

「ブーンはタナカを第1戦で先発されるべきだった。そうすればミスの余地は残された」

「タナカは今夜、大一番で輝いてくれた」

 ベタンセス、ブリットン、チャップマンの豪華ブルペン陣が1失点に抑えこみ、田中は勝利投手に。78球での降板で、第5戦で起用する可能性もありそうだが、この試合での続投を望むファンの声は多かった。昨年も10月に圧倒的なパフォーマンスを見せた田中。PSシーズンでのファンの信頼は絶大なようだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY