春日部共栄が15年ぶり6度目の秋制覇 エース村田が完投、1人で5試合投げ抜く
村田は6安打1失点の好投、東農大三は悲願達成ならず
秋季埼玉県高校野球大会最終日は8日、県営大宮球場で春日部共栄-東農大三による30年ぶり2度目の決勝が行われ、春日部共栄が4-1で勝利。15年ぶり6度目の優勝を遂げた。
Bシードの春日部共栄は初回に1点を先制されたが、4回に2点を奪って逆転すると、終盤の7、8回にも加点。初戦の2回戦から5試合を1人で投げ抜いたエース村田賢一(2年)が6安打1失点に抑えて栄冠を獲得した。
ノーシードから20年ぶり4度目の決勝に勝ち上がった東農大三は、2回以降も得点圏に3度走者を進めたが、拙攻などもあって得点できず、今回も悲願達成はならなかった。
両校は来春の選抜高校野球大会出場の最終関門となる関東高校大会(10月20-23、27、28日・山梨県)への進出を決めている。
(河野正 / Tadashi Kawano)