ドジャース3連勝で突破ならず ロバーツ監督「よく反撃した。決め手に欠けた」

ブレーブス戦に先発したドジャース・ビューラー【写真:Getty Images】
ブレーブス戦に先発したドジャース・ビューラー【写真:Getty Images】

5点ビハインドから一時追いつくも1点を返せず

■ブレーブス 6-5 ドジャース(日本時間8日・アトランタ)

 2連勝で地区シリーズ突破に王手を掛けていたドジャースは7日(日本時間8日)、敵地での第3戦ブレーブス戦に5-6で惜敗した。先発ビューラーが2回に制球を乱して5失点。打線は一時同点に追いついたが、1点を追う7回以降は再三の得点機を生かせず。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「よく反撃したことは褒めたい」と打線を称えると同時に、「決め手の1本に欠けた」と敗戦を悔やんだ。

 プレーオフ初登板初先発となったビューラーは、初回を3者凡退としたものの、2回に突然制球を乱す。敬遠策で2死満塁とすると、相手先発ニューカムにまさかのストレート四球を与え、押し出しで先制を許した。なおも満塁のピンチでアクーニャJr.に満塁被弾。指揮官は「2回はまったく“らしく”なかった。球自体はとてもよかったし、制球も完璧だったのに」と首をひねった。

 3連勝はならなかったが、対戦成績2勝1敗とドジャース王手は変わらない。8日(同9日)の第4戦は左腕ヒルが先発。ベテランの老獪なピッチングで、若いブレーブス打線を封じたい。

【動画】超有望株アク―ニャ豪快満塁弾! ドジャースVSブレーブスのハイライト動画

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