報徳延長13回タイブレーク制し2年ぶり近畿大会へ 大角監督「粘ってくれました」

近畿大会出場を決め喜ぶ報徳学園ナイン【写真:編集部】
近畿大会出場を決め喜ぶ報徳学園ナイン【写真:編集部】

1年生・坂口が6回1安打無失点の好リリーフ

 近畿大会出場を懸けた、秋季兵庫県高校野球野球大会三位決定戦が13日、明石トーカロ球場で行われ、報徳学園が延長13回タイブレークの末、4-3で社を破り、2年ぶりの出場を決めた。

 8回に社が追いつき、延長に入ると、両チームとも得点が奪えず、13回からのタイブレークに突入。先攻の報徳学園は無死満塁とすると、7番・岩本悠佑真主将(2年)の遊ゴロ併殺の間に三塁走者が生還して1点を勝ち越した。

 その裏、社は先頭打者が犠打を試みたが、併殺に終わりチャンスを逸した。8回途中からリリーフした報徳学園の坂口翔颯投手(1年)は6回を投げて被安打1の好リリーフでチームの勝利を呼び込んだ。

 厳しい試合を制し2年ぶりの近畿大会出場を決めた大角健二監督は「苦しい試合でした。先週、準決勝で神戸国際大附にサヨナラ負けしたが、よく立て直して、粘ってくれました。1年生の坂口にメドが立ったのが大きい。近畿大会へ向けて、また1週間立て直したい」と安堵の表情を見せていた。

(Full-Count編集部)

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