PS6試合無失点3Hの元広島ブレイシア 米メディア続々称賛「素晴らしい活躍」

レッドソックスのライアン・ブレイシア【写真:Getty Images】
レッドソックスのライアン・ブレイシア【写真:Getty Images】

バーンズとともに高評価「Rソックスはこのデュオに信頼を置いている」

 16日(日本時間17日)のア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦でも7回の1イニングを1安打無失点に抑え、ポストシーズン通算6試合3ホールド、防御率0.00とほぼ完璧なリリーフを見せている元広島のライアン・ブレイシア投手の評価が日増しに上昇している。米メディア「ジ・アスレチック」は、ブレイシアと5試合2ホールドで同じく防御率0.00のバーンズの2人を称賛する記事を掲載した。

 記事は、救援投手陣に関して米データサイト「ファングラフス」のWAR(野球選手の能力評価の総合指標)において、アストロズはメジャー3位、レッドソックスが同9位だったことに触れ、アストロズが優位とされていたが、現状では「レッドソックスがヒューストンのブルペンと渡り合っていけると指摘することは、何ら呆れることではない」と指摘。レ軍のブルペンの頑張りが、このシリーズの熱戦を演出していると分析した。

 特に、ブレイシアとバーンズのセットアッパー2人は鉄壁のリリーフを形成し、記事も「ボストンのブルペンは素晴らしい活躍をしている。とりわけマット・バーンズとライアン・ブレイシアに関してはそう言える。アストロズがバーンズとブレイシアから得点を挙げていないのは、注目すべきことである。レッドソックスは、試合の中盤から後半にかけて、このデュオに信頼を置いている」と称賛している。

 昨年の地区シリーズで、レッドソックスは1勝3敗でアストロズに敗れ去った。それから1年後、レッドソックスは敵地での第3戦を取ってアストロズを2勝1敗とリード。強力打線を擁する王者に互角以上に渡り合っている。その原動力がリリーフ陣であることは間違いなく、その中でも無名ながら大活躍しているブレイシアは、一躍快進撃の主役として認められている。

(Full-Count編集部)

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